化学者の国際組織「国際純正・応用化学連合」(IUPAC)は、現在公式に認めている元素の中で最も重い112番元素を「コペルニシウム」と命名したと発表した。15〜16世紀のポーランドの天文学者で地動説を提唱したコペルニクスにちなんだ名前で、元素記号は「Cn」となる。
112番元素はドイツの重イオン研究所の研究チームが96年、加速器で原子同士をぶつけて合成した。非常に不安定なため自然界には存在せず、寿命は1000分の1秒。
コペルニクスは地球などの惑星が太陽の周りを回っているとする地動説を提唱した。IUPACは、地動説の考え方が「原子核の周りを電子が回る原子モデルに応用された」として、合成した独チームの提案を採用した。
112番より重い元素は、日本の理化学研究所のチームが合成に成功した113番を含め、118番まで報告されている。【西川拓】
・
北教組の献金事件追及へ=「民主の3大資金疑惑」−自民(時事通信)・
<民事再生法違反>容疑のIT会社元副社長らを逮捕 警視庁(毎日新聞)・
北海道・余市岳で一時不明の6人、無事に下山(読売新聞)・
両親、元市職員らを提訴=3児死亡飲酒事故−福岡地裁(時事通信)・
<訃報>齋藤賢四郎さん89歳=元ナブコ社長(毎日新聞)